もとの顔立ちに
戻そうとする皮膚。
皮膚が持つ形の再生能力を
洗顔で誘導します。
ただの洗顔ではありません。
当サロン独自のカタチ洗顔で、顔立ちが引き締まり、肌のハリと透明感がよみがえります。
さらに、体全体の巡りを整え、内側から若々しさを引き出します。
カタチ洗顔のステップ
①プランニング
当日プランを、具体的に提案します。例えば、額の丸み、鼻の下垂、瞼の浮腫みと垂れ下がり、ほうれい線、など。
ここで当日の目的をお客様と共有します。
②予洗い
洗面器にお顔を浸して頂きます。
この時、皮膚の状態確認し、目的に合わせて手順を決め、それをお客様にお伝えします。
③泡ケア
表面的な汚れを洗い流し、カタチをコントロールする為の、泡の当て方をアレンジします。
④クレイパック
堆積した角層と固着した汚れを浮かせます。
⑤すすぎ
角層の剥がれ具合を確認し、必要なら部分的に泡で除去します。
⑥タオルドライ
肌表面の水分を均等に取り除かないと、戻ろうとする形に影響がでます。
⑦ローション
角層の水分が満たされると、顔の形に張りが出てきます。
これまでの洗顔との違い
一般的な洗顔は、優しく汚れを洗い流すことが目的です。
潤いを残しながら皮膚トラブルを避け、無難に仕上げることが主流です。これでは、日常の油分の強い化粧品や自身の脂分と混ざり合った汚れを取り除くことはできません。
ましてや、長年に渡って角層に堆積し固着した不純物を表面に浮き出させることもできません。
このような洗顔を日々繰り返す事で、皮膚の堆積量を増やし純度を下げ、それが顔変形の原因となっています。一般に行われている洗顔は、乾燥しやすくなるばかりでなく、知らず知らずのうちに形を老化させる原因になっているのです。
洗顔の手法や技術を一から見直すと、「代謝が上がる」➔「潤いが増す」➔「形が整う」の連鎖が始まります。
洗顔は、日常的に行っている簡単な動作なのでご自身の癖や、洗顔行為のイメージを変えることは難しいのですが、カタチ洗顔を習得すると、洗顔中に顔の形に変化が起こることが実感できます。
そうなれば、洗顔は「汚れを落とす行為」から、「顔の形を維持するケア」へと目的意識が変わる筈です。
汚れのイメージを変える
顔の汚れは、皮膚表面に付着するホコリやメイク、自身の脂分など。この汚れを落とすことで正常なターンオーバーを促し、肌を美しく保つというのが一般的な美容論です。
肌張力正顔法では、皮膚表面に付着したものだけでなく、角層の過剰な堆積を含め「汚れ」として表現しています。
角層の過剰な堆積は、顔変形の根本的な原因です。角層の堆積が増えることを、イメージしやすい粘土で例えてみます。
1センチ角の粘土の立方体が、2センチの立方体になるまで量が増えたとしましょう。体積は4倍になります。これは、新陳代謝の衰えによる古い角層細胞の剥離が滞った場合を当てはめています。
そして、加齢により本来の柔軟性を失いプレスされます。厚みを2ミリまで失った場合、どれくらい広がるでしょう。
1センチ角だったものが厚さ2ミリになれば、表面積は5倍に。堆積した2センチ角立方体の表面積は、5倍ではなく20倍になります。少しの体積と面積によって、加速度的に面積拡大が起きるのです。これが、顔の形そのものを変えていくのです。
表面の汚れを落とすだけでなく、角層にアプローチする洗顔方法であるのがカタチ洗顔です。
角層の過剰な堆積量を減らし、正常なターンオーバーを促し角層の純度を高める事が目的となります。
カタチ洗顔
カタチ洗顔は、角層を独自に層構造をさらに分けて捉え、段階的に各層へとアプローチします。
●角層表層
汚れ、酸化した皮脂と一体化し、それらと一緒に古くなって剥がれ落ちようとする角層。これらは、タイミングよく素早く洗い流します。これが形を変える前段階です。
次に、深層です。この深層にアプローチする事で、歪んだままの形を定着させている状態を解除していきます。
●角層深層
形に影響する深層とは、角層細胞が年齢と共に量が増え、皮膚自体の状態を変えてしまう層のことです。
この部分に、歪んだ形を固定する不必要な層が出来上がるのです。これは、長い年月をかけて量が増え、プレスされていく層です。
逆に、プレスされ広がった状態を、本来の表面積まで縮めると、加速度的に形状が膨らみを取り戻すのです。少しでも、この角層深層の面積と体積をコントロールすれば、加速度的に形が変わります。
その影響は、先ず真皮のコラーゲンの配列に柔軟性を与えます。コラーゲンの配列は、内部運動とリンクしているので、顔が動かしやすい、形が変化する、という現象が起きるのです。
この原理を利用しているのが、カタチ洗顔です。