肌体操は、身体の形を維持しようとする皮膚機能を利用し、負荷がかかった身体の形状を緩めながら、全身のフォルムを調整するワークです。
皮膚は、成人で約1.6㎡ある1枚の大きな層状の臓器です。身体の表面を覆う皮膚には、身体の内部を微弱に圧しながら身体のフォルムを維持し、コントロールする力があります。顔の歪みは全身の皮膚に波及し、フォルムに影響を与えます。
例えば、体が無数の線の集合でできているとイメージし、それが体のラインを形成していると捉えます。 線がなめらかに伸びている状態を維持しているのが、皮膚の張力です。 線に歪みが生じる(皮膚張力の異常)と、ライン全体が歪み体軸にまで影響を与えます。
変形は顔を肥大させ、肩や背中に厚みをもたらし体軸を前方に傾かせてしまいます。すると、全身のシャープさがなくなり、 血行不良や冷え、むくみが慢性化し、思考の鈍りやイライラ感を招きます。
身体のバランスをになう顔から、全身の軸を戻し体を引き締めるのが肌体操です。
参加人数:5名以下。不定期開催。 料金:
不定期開催。 料金:
*参加対象:既存のお客様のみ *施術、カタチ洗顔で皮膚の状態をある程度改善されている方の応用アプローチとなりますので、肌体操のみのコースはありません。
皮膚を対象とするストレッチ法を、スポーツ分野及びリハビリテーションの場で実施。その効果の範囲、用途の適正を調査すべく、各種スポーツ団体、スクール等にご協力をお願いし、モニター活動を行っています。 全身をおおう皮膚が、体の動きに対してどのような影響を与えているのか。 皮膚緊張を緩和させることによる体幹のバランス、関節可動域の広がり、基本的動作能力の向上等の効果を調べ、皮膚ケアの可能性を探ることを目的としています。
高校のバスケットボール部において肌体操を実施。 従来行なっている準備運動に肌体操を加え、皮膚緊張を緩和させた場合、四肢の動き、反射神経、筋肉の張り、回復度合い等の効果を聞取り調査。 運動能力だけでなく、集中力、判断力、協調性、忍耐力、競技意欲等にも効果を感じるという感想が多く得られ、皮膚アプローチの効果範囲が心理面にまで及ぶという結果が得られています。
あの頃の自分の顔に戻してくれる 皮膚の不思議なチカラを引き出します。